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Friday 26 April 2013

春、出会いと別れ

しばらくブログをご無沙汰してしまった。。。今年になってから忙しい、という事もその理由の一つだが、それより手軽に出来るツイッターやフェイスブック等の影響も大きく、どこにいても簡単に、そしてまるでメモでもとるかのように出来るということがブログに距離をおいてしまった理由かもしれない。

とはいえ、そうこうしているうちに長かった冬も終わり、春が始まろうとしているのである。イギリスの春は日本のそれとは違い、気温の日較差があまりない。つまり寒いときは一日中寒いのである。ただ、日本で既に散ってしまった桜もこちらでは結構長い期間見る事が出来るのは、得をしたようで有り難い。寒い中桜を見るのも悪くはないが、やはりぽかぽかの陽気の中、見たいものである。

日本で ’春’ といえば、学生さんが卒業し、また初々しい学生さんが新たに誕生する時期である。企業では定年退職なるものもあり、また新入社員がはいり、別れと出会いが織りなすストーリーを肌で感じる事の出来る季節でもある。この時期は一皮むけた人達が、どことなくウキウキしている事を感じる事の出来る時期でもあろう。色々な意味で’春’というものはけじめをつけて新しいスタートをする、と言う意味ではいい時期なのだろう。

今朝、僕の子供達3人が使っていたおもちゃを友人の子供に持って行ってあげた。
この11年間、長女から次女へ、そして長男へと受け継がれたおもちゃが、うちから無くなるのである 子供達にとって、これは大変なことであり、ある意味、特別な物でもあるらしく、通学前の朝のバタバタとする中、名残惜しそうに写真を撮っていたのは言うまでもない。子供達3人ともこのおもちゃと一緒に撮った写真があり、いつまでも思い出として心の中に残ることなんだろう、と思うとオヤジの僕でさえ感傷的になってしまった。

このおもちゃも別れがあり、また新たな出会いのもとへと旅立った。イギリスに住んでいても’春’とは、別れと出会いのある時期なんだなあ、と改めて思ったのは言うまでもない。



写真は3人の子供達が一番よく遊んだおもちゃの一つ。

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