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Monday 27 June 2011

梅雨の東京



昨日東京にはいった。今回のメインでもある、あるクライアントのプロトタイプのプレゼンのため100キロ近い荷物をもっての来日だが、荷物のサイズも半端なものではなかったために、持ち運びに普段使わないような筋肉を使いすぎたのか、1日経った今日の朝、時差ぼけと筋肉痛で目が覚める。ヒースロー空港でも羽田でも奇異の目でみられていたし、自分でもちょっと可笑しかった。

昨日は大阪関西空港にまずはいり、空港でシャワーを浴びて、その足で羽田の便に飛び乗った。シャワーで気分はすっきりしたものの眠気までは解消できずに羽田行きの便では爆睡。羽田到着後、超過料金を払った荷物をうけとり、クライアントのオフィスへ直行。。。無事にお披露目も終わり、夕方会食へ。じっとりと湿気の多い梅雨の気候によくあった冷たいビールで乾杯のあと、色々な話に花が咲く。クライアントの竹内さん、芦田さん、柳沢さん、それに富岡さんの4人と酒をかわしながら時差ぼけのこともわすれ楽しいひとときを過ごさせてもらった。1次会の和食のあとの2次会ではイングリッシュパブにいき、また笑いの絶えない時間を過ごし、最後の〆に’つけ麺’なるものを食した。そうこうしているうちに終電の時間になる。楽しい時間というものはいつもあっという間にすぎていくようにできている。。。。品川行きの電車の中で不覚にもいつのまにか寝てしまい、駅員に起こされるという場面もあったが、なんとかタクシーをつかまえ赤坂のホテルにアーリー?チェックイン(とは言わんな。。)

さあ、今日もミーティングがいくつかある。梅雨の東京の空に相反して張り切っている自分がここにいる。このテンションが下がらないように、今日もマイペースでいこう。

(写真は今回の重い荷物)と(クライアントの竹内さん、富岡さん、柳沢さん、芦田さん)

Friday 17 June 2011

UK Dance Challenge



今日は仕事を早めに切り上げて、長女の出る’ダンスチャレンジUK’というイベントの予選を見に行った。昨年も出場して長女のティームは優勝したのだが、まずは予選突破なるか、、、と思いながら会場に足を運ぶ。会場はSloane Squareに近いCadogan Hallで、ここは色々なコンサートなどが行なわれる立派な場所だ。


有名なダンサーやコメンテーターが審査員を務めるなか、色々な創作ダンスが行なわれる。しかし、そこにはまるで大人顔負けの振り付けと抜群のリズム感で、会場を沸かせる子供達がいた。さすがはイギリス!と唸ってしまう。ロンドンのWEST ENDなどには様々なミュージカルが見れる劇場があり、著名なダンサーもかなりの数いるが、そういった文化の中、子供の頃から音楽やダンスに常日頃から接している子供達のダンスセンスは素晴らしい。ブレイクダンス的なものにバレエのような踊りをミックスしたようなハイブリッド的な要素のあるダンスもあるかと思えば、抽象的なアートのようなダンスもある。どれもこれもが本当に素晴らしく、色々な人に見てもらいたいものである。


ロンドンとNYはミュージカルの本場とよく言うが、こういったことを子供の頃からやっていると自然とそうなるのだろうなあ、としみじみ思った。いやーしかし素晴らしかった。


長女の結果は予選2位通過、ファイナルで頑張れるかな。という僕の想いとは裏腹に娘は楽しめてるからそれだけで幸せだ、と微笑んでいた。まあ、結果はどうあれ、楽しめたのならそれでいい。




(写真はダンスチャレンジの会場)

Thursday 9 June 2011

ロンドンの車事情

ロンドンではオリンピックを来年に控え、あちこちで道路工事が行なわれている。もともと一通が多い都市と言うこともあり迂回する手段が限られるから一度渋滞にはまるとそれだけの時間がかかってしまうので、打ち合わせなどに行くときは要注意だ。ただ、こちらのドライバーは日本と違い、かなりマナーがいいと思う。勿論日本のドライバーが皆マナーがよくないといっているわけではないが、こちらでは道を譲ることを基本としているせいもあり、渋滞でも止まって全く身動きがとれないということはない。それに普段運転しない人、つまりペーパードライバーといわれる人が極端に少ないということもあるだろう。面白いことにほとんどの車はマニュアルシフトである。大型の車もそうだし、日本と比べてオートマティックのシフトが極端に少ないのも事実だ。

それはそうと、この時期になると天気がいつもいいせいか、コンバーティブルの車が町中にあふれてくる。聞けば世界で一番コンバーティブルが多い都市はロンドンだそうだ。雨が多い、天気が悪い、というイメージが付きまとうロンドンだが、実はこれ程、気持ちのいい夏を迎えられる都市もそうは無かろう。と思う。つまり、コンバーティブルで自然と一体になって、風を切って走るわけだ。考え方によってはECOでもあるし、エアコン使うよりはるかに燃費もよいだろう。街中を颯爽と駆け抜けるおにーちゃん、おねーちゃん、はたまた、おじさん、おばさんやおじーちゃん、おばーちゃんまでもがこの限られた気持ちのいい夏を満喫しているかのようだ。また、これが格好いいんだよね。お世辞抜きで。

アメリカでもカリフォルニアや冬場のマイアミとかはコンバーティブルがよく似合うけど、同じ事を日本でやったら、さぞかし暑いことだろう。いかんせん日本の夏には向いていない。熱中症になるのが落ちだ。

僕もチビが大きくなったら、コンバーティブルを買おう。そのときは街中を颯爽と走り抜けるじーさんになっていると思うけど、自然と一体になれる感覚はきっと同じだと思うから。

Saturday 4 June 2011

世の中



先日のブログに’きゅうり’の話しを書いたのだが、やはり今回の欧州のo104と考えられていた細菌の出所は胡瓜ではなかったようだ。’フーイヤン’(胡言〕ーデタラメ話しーとなって欲しいとも思う。と記した2日後にどうも胡瓜が原因では無いとする声明がドイツの保健相からでていた。どうやらこれは新型の細菌のようで、この先どのように解明、そして処置をしていくのか。イギリスでも既に何人かの感染者が出ているらしく、それも若い女性が圧倒的な割合を占めているのも謎らしい。


今世界中で色々な問題が起こっている。今回の食中毒の件もそうだが、日本では震災による天災、(はたまたよくわからない政治家による人災もあり)リビアを筆頭とする北アフリカ、中近東の回教圏による問題、、、世の中どうなっていくのだろうか。不安や不満ばかり生きていくのはプラスにならないことは百も承知だが、今こうやって先進国で生きている僕達が想像も出来ないような問題に直面している人々が世界には何億といる。



万人が、生かされている命とその生命力に感謝して日々の生活が出来るように祈るばかりである。






(写真は風評被害にあったスペイン産の胡瓜。スーパーでは皆買っている)

Thursday 2 June 2011

福島200

昨日のBBCのニュースを見ていたら、原発の被害で大変なことになっている福島で、原発復興ボランティアが’退職した勇敢な200人’と銘打って紹介されていた。その中で72歳の山田さんという方のインタビューが載っている。彼のインタビューは英語で行なわれているが、彼は彼なりに分かりやすいように自分の言葉で伝えたいことをしっかり英語で話していた。英語が流暢とか上手だ、とか言うレベルではないにしても、どこかの国の政治家に比べれば彼の英語での内容、そして彼の行いも、しっかりしていて聞き手が惚れ惚れするようなことを述べている。

彼曰く’自分達は70を超えている。もし原発の放射能の影響で発癌してもそれは20年、30年後のことであり、その頃はもう自分はこの世の中にはいない。だから、これから先の長い若者が行く必要はない。’と。その後、英国人のインタビュアーが ’まさにカミカゼ、ですね’ というと、’いやカミカゼの時代とはそのときの状況も危機管理のあり方、考え方も違うし、カミカゼのように片道で行くということではなく、自分達は戻ってきます。だからそういうだいそれた事ではない。’と。
彼らの中にはもともとエンジニアであった人達がほとんどだが、中には元シェフだった人、歌手だった人、色々いると。’そういった人たちもいて、仲間のなかで、元気ずけにもなるのだ。’と。
淡々と伝えたいことを話すこの山田さんの話を聞いていて涙線の弱くなったオヤジと化した僕の頬には一筋の涙が流れていた。彼らのような真の意味での勇敢な人達が日本という国を守ってくれるのではなかろうか。日本人として本当に頭の下がる思いだ。こういう人たちを見ていると自分も日本人として国際社会で恥をかかないようにしっかりと頑張らねばという意識も芽生えてくる。

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13598607

是非日本の若者には見てもらいたいものである。(どこかの国も政治家には特に見てもらいたいね。今日もわけのわからんことをこの大切な時期にやっとる人たちですよ。。情けない。。)

頑張れ日本。頑張れ山田さんのティーム200!!