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Saturday 14 August 2010

故郷

今日熊本からわざわざロンドンにゴルフをしに来ていた友人が帰国した。中3日と言う超ハードスケジュールで彼はレンタカーを乗り回してゴルフ三昧(とはいえ、夜は夜でパブに行ったりで)の中身の濃い滞在になったようだ。最近の若者には無い、昔の僕たちのバイタリティーももっている、なかなかの行動派である。20年ぶりのロンドンと言っていたが、自由に自分の時間を使いこなして行動するために全く手のかからない有難い男である。車での移動もナビなど無く、紙切れを数枚持っているだけである。最近の日本人には珍しいタイプであるが、よく考えてみると小学校の頃から変わってないことに改めて気付いた。普段話すことの出来ない話題や色々懐かしい話にも花が咲いた。明日には日本に戻り、また医者としての忙しい日々を送ることになる。

今回のように友人が故郷から来たり、学生時代をすごしたアメリカの友達が来たりすることは非常に嬉しいものであるが、その反面、いったん帰国してしまうと、ポッと穴が開いたようになるのは常のことで、この感覚は死ぬまで持ち続けるものなのだろう。僕にもロンドンで生まれた子供達、そして妻ー家族がいる。ロンドンもある意味故郷となってしまっているが、生まれた故郷とはまた一味違い、こういった哀愁と言うのか、懐かしさ、と言うのは人間である以上持ち続けていくのだろう。

久しぶりの楽しい3日間だった。

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