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Wednesday 18 August 2010

愛着

今日、子供をつれてTOY STORY3 の3Dムービーを見に行った。

仕事柄3Dに接する機会が一般の人たちより100倍くらい多いのではあるが、実際に眼鏡をかけて3Dムービーを見たのはこれがはじめてである。TOY STORYは前作もその前の作品もみたが、コンピューターの処理能力が年々早くなっているためか、3D技術は素晴らしいなかなかの出来栄えのものだった。AVATARも飛行機の中で見たときの2Dながら、そのクオリティーの高さに感動した自分がいたが、今回のものはストーリーもなかなかよく、涙腺の弱くなった親父には最後のシーンはちょっと涙がぽろり、だった。暗闇の中、横で見ていた娘をチラッとみるとやはり同じシーンで涙していた。映画が終わって、夕方のケンジントンの静かな通りを歩きながら、彼女いわく、"Dad,.. what are you going to do with all the toys I have ...when I am leaving home for my college..."  私いわく、'.......’ 考えたこと無かったので、ちょっと返事に困ってしまった。実際、似たようなことが幾度かあった。娘が学校で作った工作や絵を持って帰ってくるのだが、全部ひとまとめにして箱にいれたりする。そうこうしているうちにどれかを棄てないといけなくなるのだが、3歳の頃に描いた絵とかは、どうしても棄てられない。。これは描いた本人がそう感じているのではなく、親である僕達が、より強く感じているのである。

人間とは不思議なもので、愛着にこだわる生き物であり、それが人生の思い出を蘇らせてくれたりするから不思議なものである。こういった感情は親から子へ、そして、孫へと受け継がれていくものなのだろう。

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