Total Pageviews

Wednesday 6 July 2011

ロンドン到着

いやー超長旅だった。やっとロンドンに着いた。
ロンドンは快晴、気持ちのよい風が空港に降り立った僕の頬にキスをしてくれた。。なんてキザなせりふも言ってみたい気分だったけど、正直疲れた。。。

先日関西空港から夜中の2時にテイクオフしたことは前日のブログに載せたのだが、今回のエアラインの空港地上スタッフの対応に、日本が’失ったもの’とまだ’持ち続けているもの’を同時に見ることが出来た。実は夜中に空港に着くやチェックインしたのだが、出国時の手荷物検査場で、丁度僕が検査をしようとしたときにばったりと2人の地上勤務のスタッフの女性と鉢合わせになった。その女性が一般の乗客であれば、そのままどうぞ、と僕がすすんで順番を譲ってあげるのは当たり前だ。ただ、今回の場合には僕の乗るはずだった問題を起こした航空会社の地上スタッフであり、一人はまるで僕のことが全く目に入らないような態度でさっさと先に割り込むように入ろうとする。もう一人は僕を先に行かせるために順番を待っているばかりではなく、その先に行こうとしていたスタッフに何か一言二言、最初の彼女に僕に対し順番を譲るように言ったのである。

ここで、最初の娘は状況が見えてないばかりではなく、自己の思うがままに行動をしているのであり、一企業の社員としては失格だ。それにこれは乗客に対し、ただでさえ問題が起こっている状況での態度ではない。生まれつきそういう教育をされているのかどうかはともかく社会人として非常に嘆かわしいことである。もう一方の彼女はしっかりと自分の状況を理解しており、またその会社の一員としての対応をすることでしっかりしていると思った。この対比はまさに、今日本が失ったものと、守り続けてきたものの相反する社会状況を表しているように思えた。

機内へ搭乗後の客室乗務員達はイレギュラーなそれも全く予期せぬ状況で、夜中に発つフライトという悪条件のなか、12時間近く微笑を絶やさず素晴らしい対応だった。人の気持ちを理解する、ということは本当に大切なことだと思う。動きも、態度も表情も鈍い地上スタッフもいるなか、全力で遅くまで頑張ってくれた”日本を守り続けた”地上スタッフと、客室乗務員の方々にはお礼を述べておきたい。

無事ロンドンにつきました。ありがとう。君達のおかげだよ!ってね。

No comments:

Post a Comment