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Monday 1 November 2010

ハロウィンの子供達

ハロウィンの日。8歳の上の子は骸骨に扮し、4歳の下の子はパンプキンになった。夕方5時にもなるとストリートのあちこちに親子で仮装している人たちを多数発見。僕が仮装するともっと怖くなるのでやめとくからね、と全然言い訳になっていない、、、と自分でも思いながらも子供達が納得している姿が妙に自分自身を複雑な気分にさせる。。。そうこうしているうちに子供達も準備万端。僕も付き添いとしてTRICK or TREATに。

ケンジントンは裕福な家が多いため、とんでもないお金持ちがとんでもない家に住んでいるのも珍しくない。そういったところはハロウィンのためにものすごい飾り付けをしている家も多い。昨今の景気のせいか皆がそうしているわけではないが、通常家の門の前にカボチャのライトアップや骸骨などが飾ってあるところは、子供達のTRICK or TREATを受け入れているところだ。家によってはそこの家主がお化けに扮して子供達を待っている気さくなところもあれば、逆にお手伝いさんに全部をやらせている心のこもっていないところもある。気さくなところでは、子供達は待ち受けている知らないお化けとの出会いとそのやり取りの末もらうTREAT(つまりお菓子をもらう行為)とあげる行為とのやりとりを楽しみにしているのである。いわばお祭りのようなものだ。小さな子供からティーンエイジャーまで様々な’こども’がいるが、皆一様に楽しんでいる平和な風景がそこには存在する。ふと僕が小さなときにお寺の境内から繋がる沿道でやっていた人の波でごったがえす露天の夜店を思い出した。この辺りは親の仕事の都合上様々な国籍の子供達がいる。自分の子供も、勿論そうだが、お菓子をもらって嬉しそうに微笑んでいる子供達を見ているとどこの国の子供達も純粋で本当にかわいいなあ、と思ってしまう’おじさん’になった自分がそこにはいた。

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