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Thursday 2 June 2011

福島200

昨日のBBCのニュースを見ていたら、原発の被害で大変なことになっている福島で、原発復興ボランティアが’退職した勇敢な200人’と銘打って紹介されていた。その中で72歳の山田さんという方のインタビューが載っている。彼のインタビューは英語で行なわれているが、彼は彼なりに分かりやすいように自分の言葉で伝えたいことをしっかり英語で話していた。英語が流暢とか上手だ、とか言うレベルではないにしても、どこかの国の政治家に比べれば彼の英語での内容、そして彼の行いも、しっかりしていて聞き手が惚れ惚れするようなことを述べている。

彼曰く’自分達は70を超えている。もし原発の放射能の影響で発癌してもそれは20年、30年後のことであり、その頃はもう自分はこの世の中にはいない。だから、これから先の長い若者が行く必要はない。’と。その後、英国人のインタビュアーが ’まさにカミカゼ、ですね’ というと、’いやカミカゼの時代とはそのときの状況も危機管理のあり方、考え方も違うし、カミカゼのように片道で行くということではなく、自分達は戻ってきます。だからそういうだいそれた事ではない。’と。
彼らの中にはもともとエンジニアであった人達がほとんどだが、中には元シェフだった人、歌手だった人、色々いると。’そういった人たちもいて、仲間のなかで、元気ずけにもなるのだ。’と。
淡々と伝えたいことを話すこの山田さんの話を聞いていて涙線の弱くなったオヤジと化した僕の頬には一筋の涙が流れていた。彼らのような真の意味での勇敢な人達が日本という国を守ってくれるのではなかろうか。日本人として本当に頭の下がる思いだ。こういう人たちを見ていると自分も日本人として国際社会で恥をかかないようにしっかりと頑張らねばという意識も芽生えてくる。

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13598607

是非日本の若者には見てもらいたいものである。(どこかの国も政治家には特に見てもらいたいね。今日もわけのわからんことをこの大切な時期にやっとる人たちですよ。。情けない。。)

頑張れ日本。頑張れ山田さんのティーム200!!

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