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Thursday 9 June 2011

ロンドンの車事情

ロンドンではオリンピックを来年に控え、あちこちで道路工事が行なわれている。もともと一通が多い都市と言うこともあり迂回する手段が限られるから一度渋滞にはまるとそれだけの時間がかかってしまうので、打ち合わせなどに行くときは要注意だ。ただ、こちらのドライバーは日本と違い、かなりマナーがいいと思う。勿論日本のドライバーが皆マナーがよくないといっているわけではないが、こちらでは道を譲ることを基本としているせいもあり、渋滞でも止まって全く身動きがとれないということはない。それに普段運転しない人、つまりペーパードライバーといわれる人が極端に少ないということもあるだろう。面白いことにほとんどの車はマニュアルシフトである。大型の車もそうだし、日本と比べてオートマティックのシフトが極端に少ないのも事実だ。

それはそうと、この時期になると天気がいつもいいせいか、コンバーティブルの車が町中にあふれてくる。聞けば世界で一番コンバーティブルが多い都市はロンドンだそうだ。雨が多い、天気が悪い、というイメージが付きまとうロンドンだが、実はこれ程、気持ちのいい夏を迎えられる都市もそうは無かろう。と思う。つまり、コンバーティブルで自然と一体になって、風を切って走るわけだ。考え方によってはECOでもあるし、エアコン使うよりはるかに燃費もよいだろう。街中を颯爽と駆け抜けるおにーちゃん、おねーちゃん、はたまた、おじさん、おばさんやおじーちゃん、おばーちゃんまでもがこの限られた気持ちのいい夏を満喫しているかのようだ。また、これが格好いいんだよね。お世辞抜きで。

アメリカでもカリフォルニアや冬場のマイアミとかはコンバーティブルがよく似合うけど、同じ事を日本でやったら、さぞかし暑いことだろう。いかんせん日本の夏には向いていない。熱中症になるのが落ちだ。

僕もチビが大きくなったら、コンバーティブルを買おう。そのときは街中を颯爽と走り抜けるじーさんになっていると思うけど、自然と一体になれる感覚はきっと同じだと思うから。

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