今朝起きてみると真っ青な空とさんさんと輝く太陽が僕を迎えてくれた。
気持ちいい一日の始まりを予感させてくれるような、なんともいえない空気の匂いもあいまって、思わずにやけている自分がいる。
昨晩は友達のTONYと一緒に仕事の後に一杯引っ掛けに行った。常連と化しているケンジントンのパブなのだが、殊にこの季節、パブの庭で草木の香りを楽しみながら呑む’ぬるい’一杯はなんとも形容しがたい。またこのようなパブでは大人の雰囲気からでてくるイギリスの人間的で暖かい雰囲気をも感じ取れることが出来、幸せな気持ちになれるものでもある。ロンドンの夏は日が長く、6月にもなれば日没も10時くらいになる。この時期パブの庭で呑んでいると天空には半分が真っ黒な夜、もう半分が赤紫の夕焼けといったまるで絵の具を溶かしたような、自然のみがなしえることの出来る、それは見事なブレンド色を見ることが出来る。この独特な色合いはニューヨークやロンドンにはよく似合っていると思う。仕事の後に、また違った世界が楽しめるのがロンドンの夏の特権だ。12,3年前の随分前のことになるが、子供が生まれる前は仕事終わって、嫁さんとローラーブレードを担いでハイドパークに行き、あの広大な公園を一周40分ほどかけて廻っていた。その後の冷たいラガーだけを楽しみにして一生懸命汗をかいていたようなものだ。またあるときはテムズ川のほとりのパブに座り、ゆっくりと流れるテムズを観ながらまったりとしたぬるいビールを飲むこともあった。いずれにせよ、ロンドンの夏は最高だ。ここでは自分の時間、世界感を誰からも邪魔されずに過ごせる雰囲気を醸し出す土壌と気候がある。ロンドンの夏、それはある意味’大人’としての時間の過ごし方を自然と教えてくれているようなものだ。
今夜は英国を去ってインドに家族で移住する元同僚の送別会がある。彼は根っからのスコットランド人であり、15年前に一緒にロンドンのデザイン会社で仕事をしていた時に知り合ったのだが、今夜はスコッツらしく呑むのかな。彼のインドでの新たなチャレンジに敬意をこめ、成功を祈りたいと思う。
今日の’ロンドンの夏’もそれをまた特別なものとして演出してくれるに違いない。
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Thursday, 19 May 2011
Wednesday, 18 May 2011
季節
久しぶりのブログ。毎日やろうと思っていてもなかなか出来ないでいる自分がいる。このブログを読んでくれている方何人かから、文字が小さくて読みにくい。。という意見をいただき、早速ちょっと大き目の文字で意図的にやってみることにする。自分のブログを改めて見ていると文字の大きさもばらばら。。出張先からブログをいれると文字の大きさなど気にせずやってしまう事が原因なのだが。。
さて、最近ロンドンは快晴で気持ちのいい日が続いている。朝夕はさすがにまだ寒く、時には冬に逆戻りか?と思うこともしばしば。これからが一番いい季節だ。来月末にはウィンブルドンも始まるし、いたるところで結婚式なども行なわれ、ロンドンが一年で一番輝いて見えるシーズンの到来だ。ジューンブライダルというのは、そもそもこの地域の一番いい季節のなかで行なうからそうなのであって、これを6月に日本でやるから、変なことになってしまう。梅雨の時期に、招待客も各々着飾っているのはいいが、傘を片手に参加。。。というのはいただけない。こちらで今まで招待された6月の結婚式はほとんど外で、レセプションが行なわれていた。これもこの一番いい季節だからこそできることで、よっぽどの場合を除いて誰も4月とか雨の多い冬の日にしようなんて思わないだろう。
いつになったら、日本人も目覚めてくれるのかな。。日本であれば、3月から5月、もしくは10月、11月くらいがいいのではないかといつも思うのだが。。考えてみれば日本で招待された結婚式のほとんどは6月だった。。
最近季節のいい事を理由にパブでビールを呑もう、とおもっているのだが、仕事が忙しくなかなか出来ないでいる。海外から出張などでお客さんが来てくれれば、色々理由をつけて呑みに行くのだが。。明日はパーティーに呼ばれている。丁度15,6年前にロンドンに来たときに一緒に働いていたデザイン会社の元同僚がその会社をやめてインドに行くらしく、その追い出し会-Leaving do-という奴だ。経済発展が著しい経済新興国として、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカが BRICS とよばれてまだ間もないが、要はBRICS の一つであるインドに家族で移住するということらしい。今後の彼の成功を祈りたいものだ。
さてと、今日は一杯パブでぬるいビールでも呑めるかな。
さて、最近ロンドンは快晴で気持ちのいい日が続いている。朝夕はさすがにまだ寒く、時には冬に逆戻りか?と思うこともしばしば。これからが一番いい季節だ。来月末にはウィンブルドンも始まるし、いたるところで結婚式なども行なわれ、ロンドンが一年で一番輝いて見えるシーズンの到来だ。ジューンブライダルというのは、そもそもこの地域の一番いい季節のなかで行なうからそうなのであって、これを6月に日本でやるから、変なことになってしまう。梅雨の時期に、招待客も各々着飾っているのはいいが、傘を片手に参加。。。というのはいただけない。こちらで今まで招待された6月の結婚式はほとんど外で、レセプションが行なわれていた。これもこの一番いい季節だからこそできることで、よっぽどの場合を除いて誰も4月とか雨の多い冬の日にしようなんて思わないだろう。
いつになったら、日本人も目覚めてくれるのかな。。日本であれば、3月から5月、もしくは10月、11月くらいがいいのではないかといつも思うのだが。。考えてみれば日本で招待された結婚式のほとんどは6月だった。。
最近季節のいい事を理由にパブでビールを呑もう、とおもっているのだが、仕事が忙しくなかなか出来ないでいる。海外から出張などでお客さんが来てくれれば、色々理由をつけて呑みに行くのだが。。明日はパーティーに呼ばれている。丁度15,6年前にロンドンに来たときに一緒に働いていたデザイン会社の元同僚がその会社をやめてインドに行くらしく、その追い出し会-Leaving do-という奴だ。経済発展が著しい経済新興国として、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカが BRICS とよばれてまだ間もないが、要はBRICS の一つであるインドに家族で移住するということらしい。今後の彼の成功を祈りたいものだ。
さてと、今日は一杯パブでぬるいビールでも呑めるかな。
Saturday, 7 May 2011
バー

久しぶりのブログ更新。
3日前に日本からロンドンに戻ってきた。時差があるとはいえロンドンは日本よりも暖かく、その上日も長いのでなんだか得した気分だ。ブログというものはその日その日の様々な出来事や考えをタイムリーに書き出していかないといけないものなのだろうが、この2週間半の間、日本での滞在中にあまりにも色々な事がありすぎて時間もなくブログどころではなかった。ということにしておこう。(とはいえ、名古屋、浜松、東京、熊本、大阪 と夜になると不思議に時間ができてたから勝手なもんだ。。)
まず東京出張では必ず顔出す西麻布のバー無垢。ここに行くと日本に帰ってきたと思えるから不思議なものだ。薄暗いバーの渋い雰囲気でいつも癒される。無垢の渡邊さんの寡黙でダンディーな姿とゆっくりとした丁寧なトークが、このバーの雰囲気をもっとオーセンティックな雰囲気にしているようだ。日本について最初の1週間は仕事でバタバタしていたが、東京での仕事モードの合間にいける有難いバーである。今回の東京滞在中にいつも呑むラフロイグが、次の日の打ち合わせに行くときに汗として出てきたのにはまいった。。シャワーも朝から浴びたのだが。。
仕事モードが終わるとロンドンから連れてきた家族の待つ熊本で残りの日々を満喫できた。ちょうどいい感じの気温と熊本らしい初夏の匂いを楽しむことも出来、昼夜にかかわらず有意義なひと時を過ごす事が出来た。
ある晩、熊本の街で、TWO FIVE というピアノの絵の描いてある看板を発見。初めての店なのに’JAZZ’のサインにふらふらと入っていくとなんともいえない懐かしい雰囲気のこじんまりしたバーがそこにはあった。バーカウンターの回りは所狭しと色々な楽器がおいてある。何でもマスターの渡邊さんという方は全ての楽器を演奏されるという事で、ほろ酔い加減の僕のピアノの演奏にウッドベースでセッションしてくださり、JAZZバーだということも忘れ、挙句の果ては私の十八番フランクシナトラのFLY ME TO THE MOONをピアノとベースだけで歌わせていただきました。。歌詞も勝手に替え歌風にして歌ったのだが、いやー初めて飛び込みで行ったバーでとる行動とは思えないずうずうしさで今思えば苦笑いするしかない。。いやーしかし楽しかった。
その数日後、僕の知り合いが’VODKA BAR’なるいいバーがある、という話をしていた事を思い出し、忘れかけた熊本の夜の街をそのバーを捜すために散策。メインの通りから入った横丁を一つ一つ見ていくと、、ありました、FIRST DRAGON。ここのマスターの仲村さんという方は、もともとロシア第二の都市、サンクトペテルブルグの日本領事だった方で現在は故郷の熊本で空手師範として道場での活動をされている他に、彼なりにこだわりのあるサンクトペテルブルグ産のみのVODKAを出す店のマスターとして魅力ある雰囲気を提供されている。格闘家ヒョ-ドルの友人でもある控えめのマスターとのカウンターを挟んでのトークもお店の雰囲気にあっていて楽しいひと時を過ごさせていただきました。
今はロンドンに戻ってきてたまった仕事とのバトルが続いている。今度日本に行くのは6月の末になりそうだ。それまでまたしばらくはラフロイグもJAZZもVODKAもお預けだな。。。
(写真First Dragonの仲村さんと)
Thursday, 28 April 2011
東京滞在


東京滞在中は、畏友白洲信哉と久しぶりの再会。
土曜日にはレクサスの岩田さんと信哉、それにDDSの三吉野君と四人で高輪に朝8時に集合し’レクサスLFA’というトヨタの最高傑作のスーパーカーで静岡は清水市まで鮨を食いに行く、というその場で決まったプランでの行動。この車のパフォーマンスに圧倒されっぱなし。。まあ、F1で高速走っている様なものです。。値段が値段の車だけに濡れた路面もきびきびと走るまさに走る芸術品だ。途中信哉が前方にフェラーリと一瞬だけ併走。並んだ瞬間後ろから見た2台の車は圧倒的にLFAの勝ちだと思った。(残念なことに正面の迫力は後ろのインパクトほど無かったのは残念だった。。)ただ、一度運転すると次の日になっても、エンジン音や,ハンドルの感覚が忘れられないという今までに味わったことのない衝撃を覚えた上に夢にまででてくるという,忘れられない思い出となった。。。清水の鮨もうまかったなあ。。最高の車に最高の鮨。。しかし朝ご飯で鮨食ったのは初めてだった。。
日曜は日曜で信哉の家に招待されて彼の料理を食う。彼のもてなしはいつも肩のこらない,それでいて季節にあった最高のものを用意してくれるすばらしいものだ。映画監督の李闘士男さんも一緒にあっという間の日曜の夜を過ごさせてもらった。
そうこうしているうちに熊本に戻る日が来る。LFAの感覚がまだ手に残っているうちに熊本に飛んだ。熊本にはロンドンから連れてきた家族が待っているし、ようやく本当の意味での休暇のスタートだ。残すところあと一週間の滞在だが、温泉とかいろいろ連れて行こうと思っている。ロンドン戻れば仕事がたまってるだろうし,心機一転頑張ろう。
さて、明日の予定を考えながら今日は寝ることにする。
土曜日にはレクサスの岩田さんと信哉、それにDDSの三吉野君と四人で高輪に朝8時に集合し’レクサスLFA’というトヨタの最高傑作のスーパーカーで静岡は清水市まで鮨を食いに行く、というその場で決まったプランでの行動。この車のパフォーマンスに圧倒されっぱなし。。まあ、F1で高速走っている様なものです。。値段が値段の車だけに濡れた路面もきびきびと走るまさに走る芸術品だ。途中信哉が前方にフェラーリと一瞬だけ併走。並んだ瞬間後ろから見た2台の車は圧倒的にLFAの勝ちだと思った。(残念なことに正面の迫力は後ろのインパクトほど無かったのは残念だった。。)ただ、一度運転すると次の日になっても、エンジン音や,ハンドルの感覚が忘れられないという今までに味わったことのない衝撃を覚えた上に夢にまででてくるという,忘れられない思い出となった。。。清水の鮨もうまかったなあ。。最高の車に最高の鮨。。しかし朝ご飯で鮨食ったのは初めてだった。。
日曜は日曜で信哉の家に招待されて彼の料理を食う。彼のもてなしはいつも肩のこらない,それでいて季節にあった最高のものを用意してくれるすばらしいものだ。映画監督の李闘士男さんも一緒にあっという間の日曜の夜を過ごさせてもらった。
そうこうしているうちに熊本に戻る日が来る。LFAの感覚がまだ手に残っているうちに熊本に飛んだ。熊本にはロンドンから連れてきた家族が待っているし、ようやく本当の意味での休暇のスタートだ。残すところあと一週間の滞在だが、温泉とかいろいろ連れて行こうと思っている。ロンドン戻れば仕事がたまってるだろうし,心機一転頑張ろう。
さて、明日の予定を考えながら今日は寝ることにする。
(写真はレクサスLFA と 畏友 白洲信哉)
Thursday, 21 April 2011
Wednesday, 20 April 2011
久しぶりの日本
ひさしぶりのブログ更新だ。ここのところ信じられないほど忙しく書けなかった。。。という言い訳はよくないな。。僕の兄もよく読んでいるらしくつぶやき程度でもいいから書いた方がいいよ。と言ってくれた。まあ、確かにそうだな、と今後はなるべく更新していきたいと思う。
実は今日本に来ている。4日ほど前に、子供達のイースターホリデー(復活祭)を利用し、僕の出張にもあわせての久しぶりの日本である。欧州では’日本に行く’というだけで皆そろって信じられない、という顔をする。僕たち一行は大阪経由で九州に入ったのだが、東京行きの飛行機はキャンセルが出るほどのガラガラ状態だと聞いた。。。とりあえず家族を熊本において、僕は即名古屋へ飛んだ。名古屋での仕事のあとはDDSの三吉野氏と猫博士の服部氏と食事をし、久しぶりの名古屋を楽しむ。翌日浜松に行き、早朝の駅でローランドの福岡氏とコーヒーでお互いの近況を確認しながら仕事の話をする。相変わらず若々しい福岡氏との付き合いもかれこれ12、3年になるが時間の経つのは本当に早いものである。
浜松のあとは新幹線でそのまま大船での打ち合わせに向かう。打ち合わせ後は歓迎会なるものでうまい酒を呑んだ。(富岡さん、竹内さん、芦田さん、柳澤さん、おつかれさまでした。おかげで楽しい時間を久しぶりの焼き鳥で堪能できました。)
大船を後にし再び東京へ。品川辺りでうとうとしていると携帯が鳴る。みるとSHINYAの表示だ。渡辺さんのところ(バー無垢)にいるから来いという。僕も渡辺さんのところにはちょうど顔をだすつもだったので、奇遇と言えば奇遇だ。渡辺さんには相変わらずうまい酒を呑ませていただき、僕のデザインした白洲次郎ボトルもいただいた。ありがとうございます。しかし、無垢さんでの時間は本当にいい。悪友信哉と騒々しく、楽しく呑めることも’東京に来たなあ’と実感する瞬間だ。しかし、忙しくもいい時間を過ごした一日だった。
Tuesday, 8 March 2011
春到来
久しぶりのブログ更新だ。年末から昨日まで、信じられない様な忙しさでブログを書く暇もない状態だった。昨日ようやく一段落してほっとしているところだ。学生の頃はよく徹夜でプロジェクトを仕上げていたものだがさすがにこの歳になっての徹夜は後々身体に応える。中身は全く変わっていないつもりでも年とってる、ということだ。
昨日仕事を朝6時に終え、オフィスからハイストリートにでると見事な朝焼けが疲れた僕を迎えてくれた。なんともいえない春の香りともあいまって、疲れているはずなのに妙にすがすがしい朝を感じることが出来、おもわず笑みがこぼれてしまった。オフィスから車を止めている場所まで歩く間に草木の香りや、早くからあいているコーヒーショップのコーヒーの香りとなんとも形容しがたく、つい幸せな感が込みあがってくる。自然に生かされているという、ということも最近よく感じることである。今世界中で色々な問題が起こっているが、地球の歴史や自然界の法則からすればちっぽけなものなんだろう。TWITTERでもちょっとつぶやいたのだが、特に春先の新たな命が芽生えてくる時期に自然と人間の共存のありかたを考えることが多いことに気がつく。
これからは日照時間もだんだんと長くなって、いよいよ本格的な春の始まりだ。この独特な空気の香りと朝焼けや夕焼けの美しさを一瞬一瞬心に刻み込んで生きたいものだ。来月は日本に行く予定だし日本でも春が満喫できるかな。楽しみだ。
昨日仕事を朝6時に終え、オフィスからハイストリートにでると見事な朝焼けが疲れた僕を迎えてくれた。なんともいえない春の香りともあいまって、疲れているはずなのに妙にすがすがしい朝を感じることが出来、おもわず笑みがこぼれてしまった。オフィスから車を止めている場所まで歩く間に草木の香りや、早くからあいているコーヒーショップのコーヒーの香りとなんとも形容しがたく、つい幸せな感が込みあがってくる。自然に生かされているという、ということも最近よく感じることである。今世界中で色々な問題が起こっているが、地球の歴史や自然界の法則からすればちっぽけなものなんだろう。TWITTERでもちょっとつぶやいたのだが、特に春先の新たな命が芽生えてくる時期に自然と人間の共存のありかたを考えることが多いことに気がつく。
これからは日照時間もだんだんと長くなって、いよいよ本格的な春の始まりだ。この独特な空気の香りと朝焼けや夕焼けの美しさを一瞬一瞬心に刻み込んで生きたいものだ。来月は日本に行く予定だし日本でも春が満喫できるかな。楽しみだ。
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