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Saturday 7 May 2011

バー



久しぶりのブログ更新。






3日前に日本からロンドンに戻ってきた。時差があるとはいえロンドンは日本よりも暖かく、その上日も長いのでなんだか得した気分だ。ブログというものはその日その日の様々な出来事や考えをタイムリーに書き出していかないといけないものなのだろうが、この2週間半の間、日本での滞在中にあまりにも色々な事がありすぎて時間もなくブログどころではなかった。ということにしておこう。(とはいえ、名古屋、浜松、東京、熊本、大阪 と夜になると不思議に時間ができてたから勝手なもんだ。。)




まず東京出張では必ず顔出す西麻布のバー無垢。ここに行くと日本に帰ってきたと思えるから不思議なものだ。薄暗いバーの渋い雰囲気でいつも癒される。無垢の渡邊さんの寡黙でダンディーな姿とゆっくりとした丁寧なトークが、このバーの雰囲気をもっとオーセンティックな雰囲気にしているようだ。日本について最初の1週間は仕事でバタバタしていたが、東京での仕事モードの合間にいける有難いバーである。今回の東京滞在中にいつも呑むラフロイグが、次の日の打ち合わせに行くときに汗として出てきたのにはまいった。。シャワーも朝から浴びたのだが。。


仕事モードが終わるとロンドンから連れてきた家族の待つ熊本で残りの日々を満喫できた。ちょうどいい感じの気温と熊本らしい初夏の匂いを楽しむことも出来、昼夜にかかわらず有意義なひと時を過ごす事が出来た。


ある晩、熊本の街で、TWO FIVE というピアノの絵の描いてある看板を発見。初めての店なのに’JAZZ’のサインにふらふらと入っていくとなんともいえない懐かしい雰囲気のこじんまりしたバーがそこにはあった。バーカウンターの回りは所狭しと色々な楽器がおいてある。何でもマスターの渡邊さんという方は全ての楽器を演奏されるという事で、ほろ酔い加減の僕のピアノの演奏にウッドベースでセッションしてくださり、JAZZバーだということも忘れ、挙句の果ては私の十八番フランクシナトラのFLY ME TO THE MOONをピアノとベースだけで歌わせていただきました。。歌詞も勝手に替え歌風にして歌ったのだが、いやー初めて飛び込みで行ったバーでとる行動とは思えないずうずうしさで今思えば苦笑いするしかない。。いやーしかし楽しかった。


その数日後、僕の知り合いが’VODKA BAR’なるいいバーがある、という話をしていた事を思い出し、忘れかけた熊本の夜の街をそのバーを捜すために散策。メインの通りから入った横丁を一つ一つ見ていくと、、ありました、FIRST DRAGON。ここのマスターの仲村さんという方は、もともとロシア第二の都市、サンクトペテルブルグの日本領事だった方で現在は故郷の熊本で空手師範として道場での活動をされている他に、彼なりにこだわりのあるサンクトペテルブルグ産のみのVODKAを出す店のマスターとして魅力ある雰囲気を提供されている。格闘家ヒョ-ドルの友人でもある控えめのマスターとのカウンターを挟んでのトークもお店の雰囲気にあっていて楽しいひと時を過ごさせていただきました。


今はロンドンに戻ってきてたまった仕事とのバトルが続いている。今度日本に行くのは6月の末になりそうだ。それまでまたしばらくはラフロイグもJAZZもVODKAもお預けだな。。。


(写真First Dragonの仲村さんと)






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