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Friday 8 October 2010

インターナショナル社会でのリーダー

昨日今日とニュースを見ていると、欧州ではハンガリーのアルミニウムの廃棄物の流出による欧州最悪の環境破壊問題、それから、南米のチリでの鉱山の落盤被害者の救出、中国政府のノーベル平和賞受賞に対する反発、日本と中国の尖閣諸島問題等、、きりがないくらいくらい、色々な問題がある。

今朝家族と話しをしていて思ったのだが、いかなるニュースにおいても、グローバルなメッセージを伝えるためにその国のリーダー達も国際社会に対して明確なメッセージを送っている。それも海外プレスに対してはリーダー自らが自らの言葉で、ちゃんと英語でメッセージを発信し、またプレスに対しての受け答えを行なっている。あのちっぽけなハンガリーのリーダーでさえ英語でしっかりと発言していた。しかし、なぜ日本のリーダーや首脳達は、そういったことが出来ないのか、これはものすごい問題である。インターナショナルな社会では考えられないことである。確かに日本の中で生活するのに、英語は必要ないかもしれない。しかし、今後ますますアメリカ、欧州、アジアといった国々とやりあわなくてはいけないようになる。政府の首脳やリーダー達には、どこに出ても恥ずかしくないようなメッセージを英語で明確に発言できるような人材でないと、周辺国からバカにされるのは必至である。せめて日本の首相になるべく人は、そういった能力と説得力に欠ける人は、なってはいけないのでないかと思う。確かに日本は敗戦国とは言え今までに植民地になった歴史もないので、相手方の言葉を使う必要はなかった、という歪んだ自慢話のような理屈はあるかもしれない。しかし、経済大国として君臨してきた国の要人とは思えないような、情けない行動や言動は見ていてはずかしい。この5年間で日本にはまともな首相はいないのではないか。ある首相のように東大を出ています、といったところで何も出来ない総理では困るのであり、彼が英語が出来ます、といいつつもこちらが恥ずかしくなるような英語ではどうしようもない。その上公約を守れないような状況になると辞任する。。リーダーとは何が出来るかであり、何を知っているかではない。尖閣諸島問題にしてもそうである。いったん逮捕した容疑者を相手側の圧力に負けて、いとも簡単に釈放する。そのうえ証拠のビデオも公開しないという。今の日本の政治家や政府そのものがどうしようもないのか。。。悲しいかぎりである。言うべきことははっきり言って、行動した上で協議を重ねるのであれば分かるが、何もない、ではあまりにも情けない。今の日本の政治は全てにおいて3流だと思う。そうこうしているうちに中国がアジアの覇者になっていくと思うと不安でもある。今回の尖閣諸島問題で日本は2度恥をさらしてしまった。このままでは。もはやインターナショナル社会では重要視されなくなる日もそう遠くないかもしれない。日本人として、行動力のない政治家は要らないし、頭でっかちの机上の空論だけを錦の御旗のように振り回すものも必要ない、と思う。考えれば考えるほど腹が立つので、この辺でやめておこう。

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