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Friday 20 May 2011

思い出
















昨晩、僕が11年前まで勤めていた会社での元同僚の送別会があった。前日のブログでもちょっとだけ述べたが、インドに家族で移住するという輩である。この会社は英国では最も有名なデザイン会社といわれ、若いデザイナー達はこぞってここの門を叩く。ちなみに僕がアメリカの大学でデザインの勉強をしているときの教科書ともなる本を書いたのがここの社長の一人だ。色々と'On the job training'で学ぶことも多かったが、今とは違った楽しいひと時を元同僚達と過ごせたのも事実である。僕がこの会社を去って自分の会社をここロンドンで興したのが11年前である。あっという間の11年。光陰矢如とでもいうのだろうか。。。会場に来ていた元同僚達に会ってより一層強く感じた。


会場は、昔僕達が毎日のように行っていたパブである。懐かしさとうれしさ半分で7時過ぎに顔を出すと、そこには懐かしい顔がたくさん並んでいる。まるで同窓会のような雰囲気である。それぞれ皆、単に老けたというよりいい大人の顔をしている。と表現した方がいいのかな。デザインを通してそれぞれ自分の道を探し当て、特化した専門分野の企業にはいったり、僕のように自分の会社を興したり、生き方は様々だが、こういった機会に顔がそろうと昔話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎていく。久しぶりに昔にかえった自分がそこにはいた。

これも生きていく中での思い出の1ページなのだろうが、人間は皆こうやって思いでのページを増やしていくのだろう。人が生きると書いて人生というが、人に生かされているという考え方もあると思う。いずれにせよいい思い出になる送別会だった。インドに行く彼もこの思い出を胸に成功してもらいたいものである。











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