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Friday, 29 July 2011

private view



昨晩、オフィシャルなフォーミューラー1の写真展示会に招待され行ってきた。会場に着くとなにやらレッドカーペットの小型版のようなものが入り口にあり、バウンサーのいかついにーちゃんが仁王立ちしている。名前を告げ入り口でシャンパンをケータリングのスタッフから受け取り中へ。昔のレースから現在のレースの経過もわかるような素晴らしい写真が展示されている。今回はメインスポンサーのニコンの主宰ということもあり、ニコンUKの三輪社長によるスピーチも日本復興を願う彼自身の言葉により来場者にある意味の感銘を与えたことは間違いない。写真というものはそれが言葉の代わりをする。全ての情報が凝縮されたものが写真であり、そのメッセージを今回のプライベートビューで感じ取ってほしいと。。。


楽しい有意義なひと時だった。


(写真は会場で僕が気に入った1954年のレースの模様、この車は美しいの一言だ)

Sunday, 24 July 2011

ピクニック





今日のロンドンは快晴。気温も25度。ロンドンの夏、という感じだ。日曜日ということもあって、家族でハイドパークにピクニックをしに行くことになった。ハイドパークにせよ、リージェンパークにせよロンドンの公園は素晴らしい。緑の多い街を象徴するかのようにあちこちに公園があるのがロンドンのいいところだ。公園内ではいたるところで家族連れがピクニックをしている。僕らもハンパーに色々な食べ物を詰めて外の空気と一体になりながらの、野外昼食、とでもいうのだろうか。。。外のさわやかな空気と周りの緑に癒されながらのランチは格別な味がする。子供の頃遠足に行くとお弁当がいつになく美味しかった覚えがあるのだが、やはり野外で食べる食事は何歳になっても美味しいということに気がつく。


食事の後は子供達とボールで遊んだり、長女のローラーブレードを次女とスクーターで追いかけたりしてハイドパークを走り回った。途中、アイスクリーム屋が移動型の店を出しており、休憩がてらおやつを食べながらの運動、とでもいうのだろうか、久しぶりに童心に返った気分だ。


運動をした後は、また芝生に寝転がり、ピクニックは肉体的にも精神的にもいいなあ、、と果てしなく青い空を見上げながら思った。明日あたり筋肉痛が襲ってくるのかな、、と思いつつもまた天気のいい日にピクニックに来ようと企てている自分がここにはいる。

Thursday, 14 July 2011

kensington



ロンドンに戻ってきてからというものの、この一週間色々な雑用でばたばたと時間が過ぎてしまった。 日本とは打って変わって涼しくもさわやかな夏の日々を過ごしているのだが、贅沢を言わせてもらえるのなら、もう少し暑くてもいいのかな。。とも思う。


昨晩は久しぶりにオフィス近くの行きつけのパブでビールを呑んだ。久しぶりにモスクワからロンドンに戻ってきたロシア人のデザイナーの友達と呑みに出て色々と近況を語り合ったのだが、お互い忙しい身ということもあり2時間ほどの時間があっという間に過ぎていった。彼はもともとルイジコラーニのもとで仕事をしていたデザイナーで知り合ったのはもう17,8年前になるだろうか。芸術性の高いアウトプットを出す優秀なデザイナーだ。


僕のオフィスのあるケンジントンは色々な国籍の人達が住んでいる。アメリカ人、スペイン人、イタリア人、フランス人、ロシア人、アラブ人。。まさに本当の意味での多国籍な街といっても過言ではない。僕の娘の学校のクラスを見てみても両親共にイギリス人という子供はたったの2人である。たいてい、どちらか片親がイギリス人か、もしくは母親がフランス人で父親がスペイン人とか、混ざりまくった環境で、子供達が育っている。つまりほとんどの子供達はバイリンガルならずトリリンガルで、子供達同士は完璧な英語を基本としてコミュニメーションをしているのであるが、スペイン語がわかるもの同士であれば、スペイン語で話をしたりしているのも耳にする。ある意味日本では考えられない環境かもしれない。


僕のひいきにしているパブも例外ではなく、地元住民の多国籍者がまるで上記の学校の延長のように英語を基本として様々な言葉でコミュニケーションしながら、大人の時間を過ごしているのである。

大人の特権、というか酒が入った席であるが故に、こういった場でのコミュニケーションの中にはいつも素敵な笑いと、ユーモアあふれる会話がある。


さあ。今日も仕事頑張ろう。そしてまた機会見つけて呑みに出よう!


(写真はいきつけのパブとロシア人のデザイナーのセルゲイ)

Wednesday, 6 July 2011

ロンドン到着

いやー超長旅だった。やっとロンドンに着いた。
ロンドンは快晴、気持ちのよい風が空港に降り立った僕の頬にキスをしてくれた。。なんてキザなせりふも言ってみたい気分だったけど、正直疲れた。。。

先日関西空港から夜中の2時にテイクオフしたことは前日のブログに載せたのだが、今回のエアラインの空港地上スタッフの対応に、日本が’失ったもの’とまだ’持ち続けているもの’を同時に見ることが出来た。実は夜中に空港に着くやチェックインしたのだが、出国時の手荷物検査場で、丁度僕が検査をしようとしたときにばったりと2人の地上勤務のスタッフの女性と鉢合わせになった。その女性が一般の乗客であれば、そのままどうぞ、と僕がすすんで順番を譲ってあげるのは当たり前だ。ただ、今回の場合には僕の乗るはずだった問題を起こした航空会社の地上スタッフであり、一人はまるで僕のことが全く目に入らないような態度でさっさと先に割り込むように入ろうとする。もう一人は僕を先に行かせるために順番を待っているばかりではなく、その先に行こうとしていたスタッフに何か一言二言、最初の彼女に僕に対し順番を譲るように言ったのである。

ここで、最初の娘は状況が見えてないばかりではなく、自己の思うがままに行動をしているのであり、一企業の社員としては失格だ。それにこれは乗客に対し、ただでさえ問題が起こっている状況での態度ではない。生まれつきそういう教育をされているのかどうかはともかく社会人として非常に嘆かわしいことである。もう一方の彼女はしっかりと自分の状況を理解しており、またその会社の一員としての対応をすることでしっかりしていると思った。この対比はまさに、今日本が失ったものと、守り続けてきたものの相反する社会状況を表しているように思えた。

機内へ搭乗後の客室乗務員達はイレギュラーなそれも全く予期せぬ状況で、夜中に発つフライトという悪条件のなか、12時間近く微笑を絶やさず素晴らしい対応だった。人の気持ちを理解する、ということは本当に大切なことだと思う。動きも、態度も表情も鈍い地上スタッフもいるなか、全力で遅くまで頑張ってくれた”日本を守り続けた”地上スタッフと、客室乗務員の方々にはお礼を述べておきたい。

無事ロンドンにつきました。ありがとう。君達のおかげだよ!ってね。

Tuesday, 5 July 2011

今日一日の僕。

今、関西空港にいる。

時間?

時間は午前1時。

何してるの?

今朝、搭乗予定のフライトがフライトコンピューターの不具合でフライト不可能になって、何でも韓国からその修理パーツを運んでくるという説明だったんだけど、そのパーツが関空に到着予定時刻が午後4時、で修理とか色々で夜中の12時近くまでかかるらしい。。。

どうして韓国からパーツがくるの?

何でも今アジアのハブ空港と言われているところは、どうやら日本ではないらしい。韓国のインチョンや香港、そして英語が全く問題ない、そしてそれ故世界的な国際会議も行われるシンガポールの空港等が今やアジアのハブになっているということ。悲しいことに成田や関空ではないんだよ。前置きの説明が長くなったけど、そういうところに欧州の大手航空会社のメンテナンスや部品の調達をするところがあるらしい。まあ、駐機料も日本に比べたら相当やすいからねえ。

今まで何してたの?

航空会社がホテルを手配してくれてねえ。ハイアットリージェンシーのものすごく良い部屋だったよ。結構快適に休んで、仕事したり、メール打ったり、熱い風呂にも入ってすっかりリフレッシュ。まあ、グラウンドスタッフの中には動きの鈍い人も居たけど最終的にはよしとする。。。。かな。。まあ乗ってみるまでわからんけどねえ。


ということで、今午前1時5分。ラウンジでこれを書いている。2時のフライト(予定)だから、そろそろゲートまでいこうかな。しかし長い一日だ。あともう少し。まあ、乗ったとたん爆睡なんだろうな。

Monday, 27 June 2011

梅雨の東京



昨日東京にはいった。今回のメインでもある、あるクライアントのプロトタイプのプレゼンのため100キロ近い荷物をもっての来日だが、荷物のサイズも半端なものではなかったために、持ち運びに普段使わないような筋肉を使いすぎたのか、1日経った今日の朝、時差ぼけと筋肉痛で目が覚める。ヒースロー空港でも羽田でも奇異の目でみられていたし、自分でもちょっと可笑しかった。

昨日は大阪関西空港にまずはいり、空港でシャワーを浴びて、その足で羽田の便に飛び乗った。シャワーで気分はすっきりしたものの眠気までは解消できずに羽田行きの便では爆睡。羽田到着後、超過料金を払った荷物をうけとり、クライアントのオフィスへ直行。。。無事にお披露目も終わり、夕方会食へ。じっとりと湿気の多い梅雨の気候によくあった冷たいビールで乾杯のあと、色々な話に花が咲く。クライアントの竹内さん、芦田さん、柳沢さん、それに富岡さんの4人と酒をかわしながら時差ぼけのこともわすれ楽しいひとときを過ごさせてもらった。1次会の和食のあとの2次会ではイングリッシュパブにいき、また笑いの絶えない時間を過ごし、最後の〆に’つけ麺’なるものを食した。そうこうしているうちに終電の時間になる。楽しい時間というものはいつもあっという間にすぎていくようにできている。。。。品川行きの電車の中で不覚にもいつのまにか寝てしまい、駅員に起こされるという場面もあったが、なんとかタクシーをつかまえ赤坂のホテルにアーリー?チェックイン(とは言わんな。。)

さあ、今日もミーティングがいくつかある。梅雨の東京の空に相反して張り切っている自分がここにいる。このテンションが下がらないように、今日もマイペースでいこう。

(写真は今回の重い荷物)と(クライアントの竹内さん、富岡さん、柳沢さん、芦田さん)

Friday, 17 June 2011

UK Dance Challenge



今日は仕事を早めに切り上げて、長女の出る’ダンスチャレンジUK’というイベントの予選を見に行った。昨年も出場して長女のティームは優勝したのだが、まずは予選突破なるか、、、と思いながら会場に足を運ぶ。会場はSloane Squareに近いCadogan Hallで、ここは色々なコンサートなどが行なわれる立派な場所だ。


有名なダンサーやコメンテーターが審査員を務めるなか、色々な創作ダンスが行なわれる。しかし、そこにはまるで大人顔負けの振り付けと抜群のリズム感で、会場を沸かせる子供達がいた。さすがはイギリス!と唸ってしまう。ロンドンのWEST ENDなどには様々なミュージカルが見れる劇場があり、著名なダンサーもかなりの数いるが、そういった文化の中、子供の頃から音楽やダンスに常日頃から接している子供達のダンスセンスは素晴らしい。ブレイクダンス的なものにバレエのような踊りをミックスしたようなハイブリッド的な要素のあるダンスもあるかと思えば、抽象的なアートのようなダンスもある。どれもこれもが本当に素晴らしく、色々な人に見てもらいたいものである。


ロンドンとNYはミュージカルの本場とよく言うが、こういったことを子供の頃からやっていると自然とそうなるのだろうなあ、としみじみ思った。いやーしかし素晴らしかった。


長女の結果は予選2位通過、ファイナルで頑張れるかな。という僕の想いとは裏腹に娘は楽しめてるからそれだけで幸せだ、と微笑んでいた。まあ、結果はどうあれ、楽しめたのならそれでいい。




(写真はダンスチャレンジの会場)