Total Pageviews

Friday 2 March 2012

今朝出勤時に、行きつけのカフェでコーヒーを買っているときにふと外に目をやるとそこには見事な桜が咲いていた。人間とは面白いもので、外を歩いているときには気がつかず、一度行動を止めてあらためて周りをながめて初めていつもの違いに気がつくのだろう。。もしくは単に僕が何かほかの事を考えていたために季節と共に変わり行く景観さえも気がつかなかった、ということなのか。もし後者であれば、これはいかん、ということになる。たしかに歩いているときにデザインのことを考えていることは多々あるが、これだけ見事な桜に気がつかなかったとは不覚である。何も昨日、今日咲いたわけでもなかろうし、気をつけなければ、季節の節目と言う大切な時間の一部を失ういることになる。今更だが、気がついてよかったと思う。

イギリスの桜は日本から贈られたものらしい。何でも日露戦争の際にロシアの動きや情報を日本に提供してくれた国が英国であり、そのお礼と言うことで日本から贈られたとのこと。ということはこの桜は100年以上、静かに、英国とそこに住む人々を見ていたと言うことになる。そう考えると単に’美しい’の一言では済まされない。街並みの美しさを桜がより一層引き立てているのはもちろんだが、それをしっかり守ってくれていた英国人達にも感謝せねばならない。

今度日本に出張で行くのは3月末だが、その頃日本でも桜が見れるかな。

1 comment:

  1. http://www.jica.go.jp/hiroba/menu/essay/2011/j_kokisai10.html

    もしかすると明夫の血が濃いのかもしれません。。。

    ReplyDelete