超久しぶりのブログ更新。日々の生活の中でやりたい事とやらなければ行けない事が必ずしも一致するとは限らない、故にブリグの更新が疎かになってしまう。。
さて、言い訳はさておき、この2ヶ月の間に色々な事が会った。思い出そうとしてもそれを時系列的に思い出すのはまず不可能だ。5月半ばには韓国や日本の出張もあったし、イギリス国内でも動き回っていたことは事実。ただ嬉しい事にこういう慌ただしい生活の中で、どこにいても携帯で見て、感じて、フィードバックしていたツイッター。今僕の中ではツイッターは単なる’呟き’の線を越えようとしている。
仕事関係の話もある。なにかぼそぼそとつぶやくと、仕事関係のメッセージはダイレクトメッセージーつまりクローズドの枠のなかだけでお互いのコンタクトがとれる。そうでなくてもくだらない事や笑える事など、ツイッターでインタラクティブに会話が出来るのは結構楽しく愉快なものである。
この沈黙の2ヶ月の間に、ロンドンではエリザベス女王のダイヤモンドジュビリーがあり、ウインブルドンのテニストーナメントが始まり、そして来月はいよいよオリンピックが始まり、と慌ただしさが続く。そういった慌ただしさの中にいて、こころなしかロンドナーの気持ちは浮き足立っているようにも思える。それを感じる事の出来る場所で、イギリスならでは、というと、そうパブである。パブでは行事ごとに来る客層が違っていて見ているだけでも面白いのだが、そういった中でも先述のツイッターが大いに活躍するのである。(勿論僕だけ、かもしれないが)酒を呑みながら待ち合わせをしている人を見ていると時間稼ぎなのか、その場しのぎなのか、携帯でツイッターをしている人達を多く見かける。僕も一人でも呑みにいくタイプなので、ツイッターをしながら呑んだり、知らない人と話しながら楽しんだりと様々だが、呑んでいるときにツイートするときの勢いは後で読み直しても結構おもしろいものがあり、且つ色々な人たちとツイッター上で出会っているのである。先日一言’この見知らぬ人たちと会って一緒に呑めたら面白いよなあ。’とつぶやくやすごい反応があった。実際僕も今度日本に出張に行くときに、ちょっと計画してみようと思っている。老若男女、世代、職業、生き方、考え方全てが違う人たちと壁を超えて呑めたらさぞ愉快だろうなあ、と。まるで初めて学校に入学して出会うクラスメート達みたいな感覚なのか、、それとも大人になったらそういうギクシャクしたものを全て越えての呑み会なのか、、全く想像できないけど、想像しただけでわくわくしてしまう。既にツイッター上でも参加したい人達何人かが手を挙げているしね。
いずれにせよ、次にこのブログを更新するときにはまた新しいニュースが出てきている事だろう。。。
さあって、と、、今日も一日頑張ろう!
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Wednesday, 27 June 2012
Thursday, 26 April 2012
雨のち晴れ、時々曇り
ここ英国では'April shower brings May flower' といわれるように、通常4月は雨が多い月である。とはいえ、この1、2週間、ロンドンの天候がかなり変だ。抜けるような青空が広がるかと思いきや突然雹まじりの雨が降ったり、とまことにはっきりしない天候がずっと続いているのである。
英国の’雨’に対する考え方は、日本のそれとはかなり違っているように思える。これは雨の降り方そのものは勿論の事、それに対応する人々の雨に対する対応の仕方、というものが根本的に違うからである。
英国で降る雨の多くは日本でいう小雨をもっと霧状にしたような雨で、基本的に傘を必要としない、というのが英国人の考え方で、今までの僕の経験からいうと傘をさしているのはおおかた欧州人である。(ここでいう欧州人とは英国人以外の欧州から来た人たちの事であり、英国人は自らを欧州人ではなく、英国人である、と思う事の方が先のようだ。)当然の如く、僕も傘をさす。’水もしたたるいい男’ にはなれそうもないし、なんといっても気温の低い英国で濡れてしまう事はあまり気がすすまないのである。今東京に住んでいるうちのスタッフだった英国人も例外ではなく、彼と一度、雨の東京で会ったときにやはり雨の中、傘もささずにジャケットのポケットに手を入れて濡れながら歩いてきた。やはり英国人だな、とひとりごちたことも記憶に新しい。
オフィスの窓から見える空は青いけど、今日も雨模様だ。一日の仕事を終える頃には雨がやんでいてくれる事を祈ろう。雨が止んでくれたら、雨に敬意を表してビールくらいは呑んで差し上げますよ!
英国の’雨’に対する考え方は、日本のそれとはかなり違っているように思える。これは雨の降り方そのものは勿論の事、それに対応する人々の雨に対する対応の仕方、というものが根本的に違うからである。
英国で降る雨の多くは日本でいう小雨をもっと霧状にしたような雨で、基本的に傘を必要としない、というのが英国人の考え方で、今までの僕の経験からいうと傘をさしているのはおおかた欧州人である。(ここでいう欧州人とは英国人以外の欧州から来た人たちの事であり、英国人は自らを欧州人ではなく、英国人である、と思う事の方が先のようだ。)当然の如く、僕も傘をさす。’水もしたたるいい男’ にはなれそうもないし、なんといっても気温の低い英国で濡れてしまう事はあまり気がすすまないのである。今東京に住んでいるうちのスタッフだった英国人も例外ではなく、彼と一度、雨の東京で会ったときにやはり雨の中、傘もささずにジャケットのポケットに手を入れて濡れながら歩いてきた。やはり英国人だな、とひとりごちたことも記憶に新しい。
オフィスの窓から見える空は青いけど、今日も雨模様だ。一日の仕事を終える頃には雨がやんでいてくれる事を祈ろう。雨が止んでくれたら、雨に敬意を表してビールくらいは呑んで差し上げますよ!
Wednesday, 18 April 2012
芸術が奏でるもの
昨日、僕の故郷、’熊本’で、世界的な指揮者、西本智実さんの指揮のよるベラルーシ国立交響楽団の公演が行われた。毎年この時期には僕も仕事で日本にいる事が多いのであるが、前々から行きたかった公演ではあったとはいえ、ここのところの忙しい日々のためにロンドンから動けない状態でその願いかなわず、故郷での西本さんの公演を聞くチャンスをまたしても逃してしまった。とはいえ、やはり気になるものである。熊本のクラシック好きの友人達にはまえもって宣伝をしていたために、かなりの友人達が足を運んでくれ、彼女の素晴らしい、そして一流の演奏を堪能したらしい。友人の中にはチケット発売の際に早朝から並んでまで手に入れた輩もいたと聞く。中には彼女の公演を京都や東京まで聞きにいくという輩もいた。
公演後、彼女の友人で僕も面識のある、もとサンクトペテルブルク日本領事館の副領事でもあった、仲村氏のお店で仲村氏の友人達が集まって彼女のウェルカムパーティーがあった。その席で僕の友人も出席しており、彼のiPadで、スカイプを通し西本さんとも久しぶりに話をする事が出来た。(ITの恩恵を痛感!)彼女も相変わらず元気そうで、いつものパワーと魅力いっぱいの西本さんの声に、いい意味で刺激を受けるだけでなく自分にも活を入れられたようだ。
彼女いわく、しばらくは九州での公演があり、日本中で5月までは続くそうだ。芸術が奏でるもの、それは音楽であれ、デザインであれ、響き合えるものがあるからこそ、やりがいもあるのだと思う。
僕も世界を相手に戦うつもりで、デザインという仕事を日々やっている。彼女のような存在はいつもいい刺激になるし、今後も益々頑張って世界的な一流を走り続けてもらいたいものである。
ロンドンから西本智実さんに大きなエールを送ります!!
Saturday, 14 April 2012
つかの間の休日





僕も自分でデザインビジネスをしているとはいえ、いや、それだからこそ、なかなかフリーになれる時間がないのも事実だ。ただ、この休暇最後の週末ということで、昨日の朝から家族でロンドン郊外の’ナショナルトラスト’の由緒ある歴史と文化を感じ取れるところに息抜きを兼ねていってきた。いつ行ってもナショナルトラストの建物やその景色の保存の仕方、またその美しさには目を見張るものがある。
車でM3をずっと西に抜けると所々にナショナルトラストのサインが目に入る。普通、こういった小旅行はめぼしいところでモーターウェーを下り、国道に沿って目的の場所までいく。今回は、はなっから、近場でゆっくりしようと思っていたため、ロンドンから1時間ちょっとの距離にある ’ The Vine’ というところに行ってきた。美しい庭園や自然に身をまかせ、あても無くぶらぶらと歩く。心無しか空気もロンドンのそれと違っていて爽やかな気持ちに慣れる事は有り難い事だ。この距離なら日帰り旅行で十分なのだが、実はちょっと気になるホテルがあったので、前もってそこに予約を入れておいたのである。Tylney Hall Hotel というホテルでそれはそれは歴史を感じる立派な造りのホテルである。車で行くと入り口のゲートから、ホテルまで広大な敷地を抜け、ホテルまでいくのであるが、その途中に美しい花が咲きほこり、白鳥やアヒルが湖で優雅なときを過ごしているのが見える。途中自然に作られたゴルフコースも見える。こういう贅沢な空気のなかで休暇のとれるイギリスの良さというものを改めて感じてしまったのは言うまでもない。ホテルに行く途中でもカントリーサイドの美しさに、ただため息が出るばかりだ。それは日本やアメリカの自然にはまずあり得ない、僕の自然に対する畏敬のあらわれでもあり、日本等の先進国にとって、こういう自然の残し方、ライフスタイルがこれからもっと重視される世の中になってほしいと願う気持ちの表れかもしれない。
僕にとっては、ロンドンからわずか1時間ちょっとで行ける自分のオアシスを探し当てた、といっても過言ではない。たった、一日、という短時間滞在だったにも関わらず、僕だけでなく、子供たちやかみさんも充実したいい時間を過ごせたようだ。ホテルの造りだけでなく、スタッフ、料理、施設、そしてそれを取り巻く美しい自然、、、全てが一級品の満足度を与えてくれるのである。
明日からは子供達もルーティーンの学校生活に戻る。僕が、こういった近場の自然の恩恵を感じれる時間の過ごし方をもっとしなければいけない、と思ったのは言うまでもなく、また、嬉しい事に子供達にも同じような感覚があったようで、帰りの車の中で子供達にまた次にいく日を約束させられたという事を付け加えておく。
Monday, 2 April 2012
Jacob さん
今、韓国のクライアントのJacobさんがロンドンに来ている。明日には帰国するという忙しい日程で先週も欧州を駆け足で回っていたようだ。今日も今から打ち合わせをするのであるが、打ち合わせが始まる前にこうやってブログを書いている。彼は英国で子供の頃から教育を受けており、大学はアメリカで、今はソウル在住だ。何となく過ごした時間や過程が僕のそれと似ていて、その上歳もほぼ同じということもあり、仕事以外でも話が弾む。殊に酒が入れば色々な話で大笑いする事が多々あり、楽しい時間を過ごす ’こつ’ を知っている。
彼と仕事をしていると、今、この混沌としたビジネス社会で一番必要とされているタイプの人間であるという事がよくわかる。仕事の質、決断の的確さとその早さ、そして何よりもその行動力。同じアジアの隣国そして僕の祖国、日本にも昔は彼のようなタイプはたくさんいたのだろうが、最近少なくなったタイプである。といっても他人への気使いや、思いやり、と言った人間としての基本がしっかりベースにあるだけに、周りの人を引きつける力も人一倍強い。
後10分もすると打ち合わせが始まる。今日のアジェンダには色々な議題がある。しかし、その一つ一つを理解し、こなしていく度に新たな発見があり、子供に戻ったようにエキサイトできる場でもある事は確かだ。
今日も一日仕事頑張って、それが終わったら、彼の’帰国前のパブビール’と勝手に称して、楽しむ事にしよう。今日の青空も仕事が終わる頃には美しい黄昏になっている事はたしかなようだしね。
Friday, 30 March 2012
誕生日
後3時間半で、また一つ歳をとる。3月31日。。奇妙な日に生まれたものだ。歳を重ねるごとに誕生日に対する感情が薄らいでくるのは、誰しもそうなのだろう。しかし毎年やってくる誕生日というものは、同じように毎年やってくるクリスマスやお正月とは訳が違う。つまり、誕生日というものがある重要な意味をなし、自分は意識していなくても、まわりの人達がそれを祝ってくれることに逆に感謝する日なのである。たとえ、自分の誕生日を出張先で迎えようと、有り難い事にどんなに遠くにいても祝ってくれる人達の気持ちは変わらない。
僕は、1965年にカトリック系の病院で生まれた。今でも古ぼけた僕のアルバムを見ると最初のページにはマリア様と天使が見事なまでに描かれている。当時、母親が僕の生まれた日を2、3日ずらす事をシスターに相談し、神からもらった命をなんと心得るか、というようなお説教をくらった、と聞いた事がある。確かに運動や学校の勉強等を見ていても4月、5月生まれの人の方が優秀なケースが多い。これは統計的にも証明されていて、やはり体格や頭脳が1年違うとそれなりに差が出るものらしい。とはいえ、3月31日に生まれた僕は両親からたくさんの愛情を注いでもらい、好きなように、そして自分の信じるままに生きてきた。もちろん人に迷惑をかける事は言語道断で、運動、勉強、音楽を含む芸術面でも可能性のある限り色々な事を教えられ、身につけてきた。もちろん僕の記憶の中には’無理やり教えられた’という記憶は全く無い。このような環境で育った僕はすくすくと育ったことには間違いないのだが、それ以上に僕という人間を赤子の頃から尊重し育ててくれた両親にはひたすら感謝、である。今の僕があるのも、僕の誇るべき両親、兄、姉がいてのことであり、それ故にこの与えられた命を大切に、そしていつかは世の中のためになれるように精進していきたいものである。
Monday, 26 March 2012
春
韓国、そして日本での仕事を終え、昨日ロンドンに戻ってきた。欧州では昨日から夏時間に切り替わり、一時間時計の針が進む、つまり理論的に考えれば一時間損をする気分になるのだが、日がその分長く感じることが出来るので実質 ’特’をしていると行った方がいいのかもしれない。
いずれにせよ、一日の生活パターンが変わるわけではないので、何も変わっていない事は確かなのだが、今日も朝から抜けるような大空に、本格的な春の到来を感じるのは僕だけではなかろう。
東滞在京最後の晩、畏友の白洲信哉がわざわざ僕の来日にあわせて焼き鳥やでの呑み会をやってくれた。信哉の友人の渡辺倫明さんや、ドラマで信哉の祖父次郎さんを演じた伊勢谷友介さん達と九段下にある雰囲気のいい焼き鳥屋で旨い焼酎と焼き鳥と楽しい会話であっという間に時間が過ぎていった。会話の中で印象に残ったのは、皆それぞれ社会に対して考えている事は違っているにせよ、共通しているのはこの社会をいかによくするか、ということである。手法はちがうにせよ様々な労力、そして頭を使い同じ結果を求めている姿勢に、ある意味人間のあるべく姿を強く感じる事が出来たのはいうまでもない。
僕もデザインという手法で世の中が明るくなれるよう頑張っているつもりだが、やる事はまだまだ多い。。。
さあて、ロンドンの春を満喫する時間もすこし長くなった事だし、出張のまとめとプロジェクトプランニングを今日中にやってしまおう!
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