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Tuesday 20 September 2011

British Telecom の青年

この2日間、どうもブロードバンドの調子が悪い。BTに電話して問題を伝えたら、今日エンジニアが修理に来るという。仕事をしていたらエンジニアが来た、というのでちょっと顔を出したら、ドレッドヘアのボブ マーレのような青年がいた。カリブの血が強いのか、ジャマイカの音楽家!といった風貌だ。彼の格好と持参しているギアがどうも不釣合いだ。僕の方も仕事をしなければいけないのだが、興味があったのでしばらく見ていると、彼のツールボックスからハイテク機材が次々と表れる。そのうえ彼の英語は綺麗なBBCイングリッシュだ。的確に問題点を探り当て、修理に必要な部品を取り出し、手際よくやっている。あっという間に修理が終わり、コネクションテスト、と称してなにやらハイテク機材でやっている。一発でブロードバンド接続が出来た。

普通日本ではエンジニアというと作業服を着て、いかにも、といういでたちが多いのに対し、こちらは格好で判断するのではなく、何が出来るかである。彼の手際よい作業を見ていると気持ちいいくらいだ。それに説明も的確で、なかなかの好青年である。

修理が一通りおわり、これで大丈夫です。と。別れ際にうちのオフィスに飾ってある、ベースギターをみて何か言っている。どうした?と問いただすと、”僕もベースギターをやるんですよ” と。何でも音楽が大好きで自分のバンドも持っているという。’誰がすきなんだ?’と聞くとGeorge Benson だという。僕も大ファンでアルバムはほとんど持っている。彼曰く ”George's guitar is like.... drinking iced cold water...It's such a refreshing!" だと。確かに言われてみれば、そうだな、と改めて思った。なんだかこの出来事が今日一日のハイライトのような気がして、短い会話の中に共通の喜びのような物を感じることが出来た。ブロードバンドの問題からこのような会話になり、人間の人生に起こりうることはそれなりの理由があるのだなあ。。と思った。きっと神様も最近忙しい僕に’ちょっとはリラックスしたらどうかね!’とでも言ってそうな、そんな感じだった。今日は家に帰ったらGeroge Bensonを聴こう!

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